映画「あさひなぐ」の撮影地・ロケ地情報まとめ!【内船寺編】
乃木坂46のメンバーが出演した、映画「あさひなぐ」の撮影地・ロケ地の情報を紹介します。
映画「あさひなぐ」とは
https://www.cinra.net/news/gallery/135647/0/
ビッグコミック スピリッツにて連載中の漫画「あさひなぐ」(著:こざき亜衣)を原作とする実写映画。主人公の東島旭役を西野七瀬、旭の憧れる宮路真春役を白石麻衣、最強のライバル一堂寧々役を生田絵梨花が務め、そこに桜井玲香、松村沙友理、伊藤万理華を加えた乃木坂メンバーらが「なぎなた」に初挑戦しました。
映画「あさひなぐ」は、栃木、群馬、茨城、東京、山梨など様々な場所で撮影が行われたため、当ブログでは地域ごとに記事を分けて紹介します。
今回は、その中から山梨にある寺院「内船寺(ないせんじ)」について紹介します。
「東京・八王子周辺」の撮影地についてはコチラの記事にまとめていますので、併せてご覧ください。
「正住山 内船寺」とは
山梨県南巨摩郡南部町にある「内船寺(ないせんじ)」は、700年以上前に創建された山号を正住山とする日蓮宗の寺院で、旧本山は身延山久遠寺。2度の火災に見舞われ、現在の本堂は150年前に建立されたものだそうです。
劇中では「白滝院」という尼寺として登場し、東島旭ら二ツ坂高校なぎなた部の夏合宿の場として使用されました。東島旭(西野七瀬)が水の入った桶を背負って石段を登るシーンや部員が肉を食べるために寺から脱走を図るシーンなど、印象深いシーンの撮影が行われたのがこの場所です。
また、聖地巡礼記念として「白滝院」の御朱印もいただけます。これはいい記念になりますね。
映画の撮影場所は?
映画「あさひなぐ」の撮影が行われた場所を以下で詳しく紹介します。
参道の石段
夏合宿にきた部員たちが初めに石段を駆け上るシーンや、西野七瀬が井戸で汲んだ水を背負って石段をのぼるシーンなどが撮影された場所。
行ってみるとわかるのですが、思ってたより長いです(笑)
劇中では、この石段の途中に水を汲んだ井戸がありますが、井戸自体はセットとして作ったものらしく、実際には存在しませんでした。
セットの跡らしきものなら・・・
ちなみに、西野七瀬が水を汲んで石段をのぼるシーンが最後の撮影だったらしく、この場所で「あさひなぐ」はオールアップしたそうです。
境内への門
西野七瀬が門に飛び込むシーンや、肉を食べるために部員たちが脱走を図るシーンなどが撮影されました。
その脱走を阻止した寿慶らが立っていたのは「本堂」の外廊下でした。
こちらの門は滅多に閉めるものではないらしく「両側のスタッフさんが同じタイミングで閉めるのに苦労していた」そうです(笑)
庫裡(くり)
「庫裡」とは、寺院の僧侶が居住する場所のこと。宗派によっては「方丈」などとも呼ばれますが、「庫裡」と呼ぶのが一般的だそうです。
ここは合宿中に部員たちが寝泊まりした部屋で、みんなで布団にはいって寿慶の段位(薙刀教士)の話などをしていました。
このときの宮路真春(白石麻衣)が最高に頭悪かった・・・
意外と白石麻衣本人にも通ずる役柄だったのかも?
(白石推しの方、ごめんなさい。)
西野七瀬が汲んできた水を入れていた甕(かめ)は「庫裏」の玄関近くに置いてあったそうです。
ちなみに、内船寺の方が作成されたポップもこの建物の中にあります。
本堂(十界曼茶羅)
寿慶が「女は逃げるのが上手いから厳しくしないと〜」と話しているシーンが撮影された場所。厳しさの中に優しさが垣間見えたシーンでした。
内船寺での撮影が始まる前には、この本堂でメンバー・スタッフ総勢約70名揃って撮影の無事を祈願したそうです。
このシーンで寿慶が使っている机は内船寺の私物だったそうで、撮影を予定していた寺院が使用できなくなり急遽決定した内船寺での撮影は、あり合わせのものも多かったのかも知れません。
おまけ
内船寺の境内ではありませんが、メンバーがバスで白滝院に向かうシーンで一瞬だけ映った橋も特定しました。
1時間ほどGoogleマップで探し回ってやっと見つけることができました。見つけてみると意外や意外、内船寺の目と鼻の先に。灯台下暗しとはまさにこのこと・・・
劇中にはほんの一瞬しか登場しないので見逃さないよう気を付けて観てみてください(笑)
おわりに
今回の撮影地巡りは、映画公開から2日後の9月24日に行いました。9月23日時点で「あさひなぐ」関連の来訪者は7名。私は8人目の来訪者だったそうです。
内船寺の方々も気さくな方ばかりで、撮影時の裏話などを聞けただけでなく、お菓子や飲み物も出していただいて、気が付いたらかれこれ3時間ほどお邪魔していました。
このような撮影地巡りを歓迎しない施設も多数ありますが、内船寺さんは暖かく迎えてくださり、ウェルカムな雰囲気だったのですごく楽しい時間を過ごすことができました。こうやって色んな人に色んな話を聞くことができるのも撮影地巡りの醍醐味だと改めて感じることができる訪問になりました。
本当にありがとうございました。
撮影地であることを抜きにしてもとてもいいところなので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
ごくろうさまです。
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